■エルサルバドル / ミレイディ パカマラ セミウォッシュド
＜EL SALVADOR / MILEYDI PACAMARA SEMI-WASHED＞

エルサルバドルのミネラルを多く含んだ火山性土壌からは、驚くほど甘みのあるコーヒーが栽培され、甘さと軽い酸の印象のほかにも、 クリーミーな質感や全体のバランスがとれているコーヒーが多いことが特徴です。 また、コーヒー豆の精製過程における「収穫したコーヒー豆を乾燥させる工程」を見直し、滑らかな口当たりと奥行きのある味わいを実現しました。 土地が生み出した質感と精製過程によって生み出されたマウスフィールの二つが重なることで生まれるパカマラ品種のラウンドな質感と重厚なフルーツのようなテイストをお楽しみください。

■エルサルバドル / トレスポソス パカマラ ナチュラル
＜EL SALVADOR / TRES POZOS PACAMARA NATURAL＞

エルサルバドルのチャラテナンゴ地域は、パカラマ種の栽培に適した土地でもあり、トレスポソス農園ではパカラマ種の育成に力を入れていると語ってくれました。 そのパカラマの味はエルサルバドルでテイスティングしたナチュラルプロセスの中で一番美味しかったと思うほど！ アプリコットやピーチなどストーンフルーツの豊かな酸味と甘さ、バニラやシナモンのようなスパイスの余韻をお楽しみください。

■エルサルバドル / ラスベンタナス パカマラ ハニー
＜EL SALVADOR / LAS VENTANAS PACAMARA HONEY＞

先述したラスベンタナス農園のハニープロセスのコーヒーです。 ハニープロセスでは、ベルガモットのようなフレーバーと、オレンジやライチのような甘美なフルーツの酸味をお楽しみいただけます。 同じ生産国の同じ農園でありながら、そのテイストはまるっきり異なった個性で我々に驚きと感動を与えてくれます。

■エルサルバドル / サンタエレナ ブルボン ウォッシュド
＜EL SALVADOR / SANTA ELENA BOURBON WASHED＞

サンタエレナ農園は、サンタアナ火山の最上部に位置しており、その土地は火山灰を多く含み栄養素を多く蓄えた土壌です。 高い標高と、栄養素を多く含んだ肥沃な大地、湿潤な気候と、コーヒーが育つには優良な生育条件がそろったコーヒー農園です。 1950メートルと標高が高いサンタエレナ農園では湿潤な気候も相まって気温が上がりにくく、コーヒーチェリーはゆっくりと熟し、有機酸が豊富に形成され、コーヒーに豊かなフレーバーをもたらします。 そんな農園で育てられたブルボン種のコーヒーからは、深煎りながらもデリケートな酸味とチョコレートのような滑らかな質感を楽しませてくれます。

■エルサルバドル / サンタエレナ ブルボン アナエロビック
＜EL SALVADOR / SANTA ELENA BOURBON ANAEROBIC＞

こちらも先述したゲイシャウォッシュドと同農園のコーヒーです。 このロットでは72時間の嫌気性発酵が施されています。 ミューシレージ由来の糖分を発酵過程でゆっくり長く反応させることでさらにフレーバーを増長し、コーヒーに生き生きとした印象を生み出します。 ブルボン品種らしい柑橘やチェリーのようなデリケートな酸味を感じつつ、発酵プロセス由来の白ワインやラズベリー、 パイナップルのような奥行きと複雑さのあるテイストをお楽しみください。