コーヒー豆
EL SALVADOR HIMALAYA SUPER NATURAL
販売価格:
¥2,500
(税込価格
¥2,700
)
味わいの特徴
- テイスト
- ブルーベリー/ ラズベリー/ チョコレート
- 焙煎度合い
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- フレーバー
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- 酸味の質
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- 甘さの印象
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- クリーンカップ
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- 苦さ
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- ボディ
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農園情報
- 生産国
- エルサルバドル
- 地域
- アパネカ
- 生産者
- マウリシオ・サラヴェリア
- 標高
- 1,500 m
- 品種
- ブルボン, パカス
- プロセス
- スーパーナチュラル
歴史あるヒマラヤ農園が新たに取り組む「スーパーナチュラル」コーヒー
ヒマラヤ農園は、1875 年開業のエルサルバドル国内で最初のスペシャルティコーヒー農園として知られています。
アパネカ山脈の柔らかい火山性粘土の土壌のもと、数多くの檜や松の木が植えられ、その木々たちはウサギや蝶、ミツバチ、さまざまな鳥類などの多様な生物に住み処を提供するとともに、コーヒーを育てるための日陰をつくっています。
またヒマラヤ農園は、多層式の乾燥設備を備えています。
コーヒーを置く位置によって乾燥時間がコントロールできる特徴的な乾燥台を用いて開発されたのが、このスーパーソニックと名付けられた生産処理法でもある「スーパーナチュラル」プロセスです。
スーパーナチュラルという聞き慣れない名前のプロセスの実験が始まったのは、まだウォッシュドプロセスが主流であった 2011 年のことでした。
農園主のマウリシオさんは周囲に反対されながらも試行錯誤をつづけ、2014 年、ついに完成したコーヒー飲んだとき「This coffee tastes… supersonic!」と思わず言葉が漏れたそうです。
さまざまなベリーを思わせる複雑なフレーバーが特徴的な、「スーパーソニック」コーヒーをぜひお楽しみください。
さまざまなベリーを思わせる複雑なフレーバーが特徴的な、「スーパーソニック」コーヒーをぜひお楽しみください。
複雑多彩なベリーのフレーバーを感じられるスーパーナチュラルプロセス
「スーパーナチュラル」という聴き慣れないプロセスは、発酵と乾燥の技術を組み合わせることでフレーバーや甘さ、ボディを高めることに重点を置いているプロセスです。
その特徴的な点をふたつ挙げるなら、収穫してから 3 日-5 日のあいだ発酵と乾燥をより適切に制御するために日陰で乾燥させ、その際にチェリーを厚く積み重ねることで温度を上げて甘味と有機酸量の向上を図っている点がひとつ。
そしてもうひとつは、6 日-12 日間、日中に水分含有量を減らすためにチェリーを薄く広げたのち、夕方に向けてチェリーを積み重ねてビニールシートに包むことで、夕方から夜までの温度を暖かく保っている点です。
そうすることで発酵が進み、ベリー系のフレーバーが際立つようになります。
この複雑な工程は、多層の乾燥エリアを備えているヒマラヤ農園だからこそできたプロセスのように思います。
ブルーベリーやラズベリーを思わせる多様で複雑なベリーのフレーバーがありながら、透明感と明るい酸味を両立した素晴らしいコーヒーに仕上がっています。
高品質なコーヒーを生産者とともに作り続ける「プロジェクト・オリジン」の取り組み
このヒマラヤ農園スーパーナチュラルプロセスのコーヒーは、オーストラリアのSasa Sestic(ササ・セスティック/2015年ワールドバリスタチャンピオン)氏の創設したプロジェクト・オリジンという団体の研究協力により作られています。
プロジェクト・オリジンは、ただコーヒーを買い付けるだけの専門商社ではなく、持続的なコミュニティ作りのための「プロジェクト・オリジン・ファウンデーション」を通した生産者支援を行っています。
また素晴らしい風味特性のコーヒーを生産者とつくり上げるため収穫、生産処理、乾燥工程にまで積極的に関与し、二人三脚でのコーヒー作りに取り組んでいます。
加えて、カーボニック・マセレーションというワインの醸造に用いられていた発酵プロセスをコーヒーの生産処理に転用し、テロワールに恵まれない農園のコーヒーの質をいかに向上することができるか、新しい技術の研究開発にも長年取り組んでいます。
このスーパーナチュラルプロセスも、そんな研究開発の一環から出来上がったプロセスで、フレーバー、甘み、ボディの特徴を高めることに重点を置いた開発がなされています。
エルサルバドル生まれクリーンな味わいの「パカス」品種
このロットには、ブルボンとパカス品種の2種類が用いられています。
パカス品種は、エルサルバドルで発見されたブルボン種に由来する変異種です。
他種との交配を経ていないブルボン単一の変異から生まれ、矮性(小さく育つ)の特徴を示します。
これにより、農園では密植が可能となり、生産効率が高くなることが期待されます。
1949年にエルサルバドルのサンタアナ地域にある、パカス家(人名)の農園で発見され、そのままパカスと名づけられています。
またこのパカスと大粒品種のマラゴジッペとの交配種は、パカマラ品種(パカスの「パカ」とマラゴジッペの「マラ」)としてエルサルバドルの主力品種として、国内で広く栽培されています。
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